2019年05月09日
サマリー
◆BIS(国際決済銀行、Bank for International Settlements)によれば、2018年12月末の国際与信残高は25.9兆ドルと、2018年9月末から0.5兆ドル減少した。国際与信残高は2018年第1四半期をピークに減少傾向にある。
◆与信側としても受信側としても欧州に弱さが見られる。背景にあるのは、ドイツの鉱工業を中心とした景況感の悪化やブレグジット(英国のEU離脱)をめぐる不確実性の高まりと考えられる。
◆邦銀や米銀のケイマン諸島に対する与信が増加を続けている。背景には、ケイマン諸島を利用した資金調達需要があるとみられる。オフショアへの与信が増加するほど、銀行の対外エクスポージャーの正確な把握が困難になる点には注意が必要だ。
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