1. トップ
  2. レポート・コラム
  3. 金融資本市場分析
  4. ESG投資
  5. ESGキーワード
  6. xEMS(エネルギーマネジメントシステム)

xEMS(エネルギーマネジメントシステム)

2012年09月06日

xEMSは、ITを活用した電力やガス等のエネルギーマネジメントシステム(Energy Management System:エネルギー管理システム)のことである。xの部分がHomeだとHEMS、BuildingだとBEMS(※1)、FactoryだとFEMSとなる。それぞれ、住宅、ビル、工場のエネルギーを管理するシステムを指す(図表)。


主な機能は、エネルギー需給状況の「見える化」と、環境変化(気温、日照、季節等)やエネルギーの需給状況に対応して設備・機器のエネルギーを制御することである。エネルギー供給側からのスマートメーター経由の需給情報や、自家発電(太陽光発電等)状況、家電・OA機器・空調設備・電気自動車等によるエネルギー消費の情報を使って、自動的に設備・機器のエネルギー使用を制御する。これにより効率的なエネルギー管理が可能になり、省エネにもつながると期待されている。


さらに、HEMS、BEMS、FEMSと連携して、電力系統(一般の電力会社)や各地の再生可能エネルギーも含めた、地域全体のエネルギー管理を行うことをCEMS(Community Energy Management System:地域エネルギーマネジメントシステム)と呼ぶ。CEMSがつながったもの(大きくしたもの)がスマートグリッドといってもよいだろう。


スマートグリッド


(※1)従来、ビルの空調、照明、エレベータ、防災機器等を中央監視室等から監視するシステムを、BAS(Building Automation System)と呼んでいる。BASと連携、または包含してエネルギー管理を行うものをBEMSと呼ぶ。ただし、この場合は「Building and Energy Management System」となる。


(2012年9月6日掲載)

このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連キーワード