英国ガバナンス改革の曲がり角

コーポレートガバナンス・コード厳格化の改訂方針を撤回

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サマリー

◆英国FRCは、コンサルテーション(意見募集)まで終えていた次回のコーポレートガバナンス・コード改訂の方針を撤回した。2024年に公表される予定の改訂は、重複感のある条項の整理など小幅なものにとどまりそうだ。

◆先行している株式市場改革の検討と合わせて、上場企業を取り巻く環境が一変しそうだ。

◆日本においても、コーポレートガバナンス・コードとスチュワードシップ・コードの改訂方針が見直されるなど、英国をモデルにしたガバナンス改革は転換期を迎えたようだ。

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