2012年に注目されるESGニュース

環境・エネルギー、社会問題、ガバナンス各分野の主な動向

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2012年01月05日

  • 環境・CSR調査部

サマリー

◆【Environment:環境】2012年秋にわが国のエネルギー政策の根幹となるエネルギー基本計画が策定、公表される。福島第一原発事故を受けて国のエネルギー状況が大きく変わる中でどのような新機軸を政府が打ち出すかに注目が集まる。また、6月にブラジル・リオデジャネイロで国際社会の持続可能な開発をテーマとする会議(リオ+20)が開催され、グリーン・エコノミーなどがテーマとして話し合われる。

◆【Social:社会】「ビジネスと人権」に関する枠組みが昨年に国連より公表されたことを受け、多国籍企業などがどのようにサプライチェーンの人権問題を認識・改善するかが問われる。

◆【Governance:コーポレート・ガバナンス】2011年に相次いだ日本の企業統治のあり方に疑義を投げかける事件により、日本企業がコーポレート・ガバナンスにどのようなアプローチを行うかが注目される。現在政府が準備を進めている会社法の改正に向けての活発な議論が期待される。

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