ESG報告書におけるコミュニケーションギャップ

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2011年02月09日

サマリー

◆環境報告書・CSR報告書などの読者アンケートなどから、報告書の作り手と読み手の意識には、まだ差がある状況が見える。専門性のない読者が増えてきたこと、企業の課題が環境以外の社会的な側面や企業ガバナンスといった非財務情報全般という認識の広がりが一因であろう。

◆こうした読み手とコンテンツニーズの多様化に対応していくために、ステークホルダーを意識した報告書と、財務情報と非財務情報を統合するような全体を俯瞰する報告書の二つの方向性が見えてくる。

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