2011年に注目されるESGニュース

環境、社会(労働・人権など)、ガバナンス各分野の主な動向

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2011年01月04日

  • 資本市場調査部 環境・CSR調査課

サマリー

◆【Environmental:環境】地球温暖化防止のための世界的枠組み作りに向けた交渉が進み、各国の政府、自治体、企業による温暖化対策が進められる。2010年10月に採択された生物多様性条約名古屋議定書に関する各国政府の批准作業が進むことで、企業が対応を求められる。

◆【Social:社会】OECDが企業行動ガイドラインを改訂し、人権に関する包括的な取組みを記載する。国連事務総長の特別代表が企業活動と人権に関する報告書を公表し、同報告書の内容が今後の各国政府や企業の社会的責任に関する取組みに影響を与えると考えられる。

◆【Governance:企業統治】米国で2010年に成立した金融改革法の動向と関連規則の制定や、日本での「公開会社法」を巡る議論が注目される。

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