2009年05月25日
サマリー
中国は二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの世界最大級の排出国でありその動向に注目が集まっている。中国は大量にエネルギーを消費する構造にあるため、中国の温暖化政策はエネルギー効率化などの「省エネルギー」と「再生可能エネルギー」の普及が中核となっている。この両分野においては政府による法整備や政策の実施などにより一定の成果を挙げている。また、企業の社会的責任(CSR)や民間の環境NGOなどの活動も徐々に広がりつつあるが、温暖化による影響を緩和するための施策については今後さらに踏み込んだ施策を行うことが求められている。中国のような多様性を持つ国を地球規模の温暖化対策に巻き込むためには、政府間の国際環境協力や環境ビジネスの振興、NGOによる温暖化防止活動など中国内の「各主体」の置かれた状況に配慮したアプローチが必要となる。
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