2014年04月11日
サマリー
◆経営ビジョンに不可欠な未来志向はどのように形成されるのかに昨今注目が集まっている。
◆現状の延長線上では想起しがたい未来を実現するトリガーとなり得る人間の内面における「あり方」に着目した思考プロセスにC・オットー・シャーマーが提唱する「U理論」がある。U理論ではデータやロジックなどを駆使した「やり方」ではなく未来に向けての変革や圧倒的なパフォーマンスを実現する人間の内面における「あり方」「源」が重要であるとされている。
◆経営ビジョンや企業のあり方を議論する際のプロジェクトミーティングではU理論を下敷きに未来志向のベクトルを有し続けることが求められる。
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