2021年12月27日
◆高齢化は世界規模で進展している。特に先進国では、近い将来、高齢者比率が人口の1/4に及ぶ見通しであり、高齢者が社会のメインプレーヤーになる。
◆高齢になり体力、視力、聴力、認知能力が低下すると、例えば金融サービスに関しては自力でのアクセスが困難になる点が指摘され、利用にあたって周囲の人々のサポートが不可欠となる。
◆特に我が国では高齢者比率が2050年に4割近くにまで高まると予測される中、高齢者を含む誰もが安心して金融サービスを受けられる環境の整備が急務となる。
◆一足先に超高齢化社会に突入した我が国において、高齢者の日常生活を飛躍的に改善するような優れた金融サービスをいち早く生み出すことができれば、世界のデファクト・スタンダードを握ることも可能になるであろう。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
新たな「帆船の時代」の予感
風力を活用した外洋航海技術の進展
2025年08月13日
-
サステナビリティ開示動向アップデート(2)
有価証券報告書におけるサステナビリティ開示の現状
2025年03月24日
-
サステナビリティ開示動向アップデート
高まるサステナビリティ情報の開示充実化の要請と企業の実務対応
2024年12月23日
関連のサービス
最新のレポート・コラム
-
働く低所得者の負担を軽減する「社会保険料還付付き税額控除」の提案
追加財政負担なしで課税最低限(年収の壁)178万円達成も可能
2025年10月10日
-
ゼロクリックで完結する情報検索
AI検索サービスがもたらす情報発信戦略と収益モデルの新たな課題
2025年10月10日
-
「インパクトを考慮した投資」は「インパクト投資」か?
両者は別物だが、共にインパクトを生むことに変わりはない
2025年10月09日
-
一部の地域は企業関連で改善の兆し~物価高・海外動向・新政権の政策を注視
2025年10月 大和地域AI(地域愛)インデックス
2025年10月08日
-
政治不安が続くアジア新興国、脆弱な中間層に配慮した政策を
2025年10月10日