2019年06月25日
サマリー
◆企業のESGへの取組みに対する関心が急速に高まっている。一方、ESGの取組みに対する情報開示の意義は、企業に対してまだ十分に浸透しているとは言い難い。
◆これからESG情報開示を始めようとする企業にとって大きな壁となるのが、①ガイドラインやスタンダードが複数あるため何を基準にすればよいのか、②「マテリアリティ」が何を意味し、どう選定すればよいか、という課題。
◆本稿では、新しくESG情報開示や統合報告書を策定しようとしている企業の方々に、ESG情報開示の重要性や現状を踏まえ、何からやり始めたらよいのかのヒントをお示ししたい。
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