2019年06月25日
サマリー
◆企業のESGへの取組みに対する関心が急速に高まっている。一方、ESGの取組みに対する情報開示の意義は、企業に対してまだ十分に浸透しているとは言い難い。
◆これからESG情報開示を始めようとする企業にとって大きな壁となるのが、①ガイドラインやスタンダードが複数あるため何を基準にすればよいのか、②「マテリアリティ」が何を意味し、どう選定すればよいか、という課題。
◆本稿では、新しくESG情報開示や統合報告書を策定しようとしている企業の方々に、ESG情報開示の重要性や現状を踏まえ、何からやり始めたらよいのかのヒントをお示ししたい。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
新たな「帆船の時代」の予感
風力を活用した外洋航海技術の進展
2025年08月13日
-
サステナビリティ開示動向アップデート(2)
有価証券報告書におけるサステナビリティ開示の現状
2025年03月24日
-
サステナビリティ開示動向アップデート
高まるサステナビリティ情報の開示充実化の要請と企業の実務対応
2024年12月23日
関連のサービス
最新のレポート・コラム
-
KDD 2025(AI国際会議)出張報告:複数AIの協働と専門ツール統合が新潮流に
「AIエージェント」「時系列分析」「信頼できるAI」に注目
2025年09月03日
-
消費データブック(2025/9/2号)
個社データ・業界統計・JCB消費NOWから消費動向を先取り
2025年09月02日
-
2025年4-6月期法人企業統計と2次QE予測
トランプ関税等の影響で製造業は減益継続/2次QEはGDPの上方修正へ
2025年09月01日
-
企業価値担保権付き融資の引当等の考え方
将来情報・定性情報を適切に債務者区分・格付に反映
2025年09月01日
-
“タリフマン”トランプ大統領は“ピースメーカー”になれるか ~ ノーベル平和賞が欲しいという野望
2025年09月03日