コロナ禍を踏まえた人口動向

出生動向と若年女性人口の移動から見た地方圏人口の今後

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サマリー

◆2020年初頭に始まったコロナ禍中に出生率の傾向に大きな変化は見られず、出生率の地域間格差もほとんど変化していない。

◆コロナ禍中は、大都市圏と地方圏の間の人口移動の傾向が大きく変化した。若い世代である15~29歳における大都市圏への人口流入が大きく緩和され、30~49歳では大都市圏からの人口流出が見られた。但し、コロナ禍からの回復とともに、15~29歳では従来の大都市圏への人口流入状態に戻り、30~49歳においても人口流出が解消しつつある。

◆若い世代における地方圏から大都市圏への人口流出は女性の方が男性より多い。

◆女性の社会進出は出生率や若い世代の人口移動と関係している可能性がある。

◆雇用環境や社会環境の地域差が大きいまま、女性の社会進出が進展すれば、地方圏と大地都市圏の人口格差を更に拡大する可能性がある。

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