IT全般
LTVとは「Life Time Value」の略で、「顧客の生涯価値」を意味します。企業がある顧客と取引を開始してから終わるまでの期間を通して得られる利益の総和を表す指標です。LTVが注目されるようになった背景には、市場の飽和による新規顧客の獲得の難しさ、One …
エンタープライズサーチとは、ファイルサーバやデータベース、クラウドストレージなどのあらゆる場所に存在する企業のデジタルデータを、横断的に検索できるシステムのことです。利用者はデータの保存場所を気にすることなくウェブ検索のようにキーワードで…
ビジネスアナリシスとは ビジネスアナリシスとは、企業が対応すべき問題や機会を特定し、企業価値を高めるための変革を推奨し推進するための手法です。ビジネスアナリシスを行う専門家はビジネスアナリスト(BA)と呼ばれ、企業内外の情報収集や分析、変革の…
ニューロファイナンスとは、脳科学とファイナンス理論を組み合わせた比較的新しい研究領域で、投資家や市場参加者の意思決定プロセスを脳科学の知見から説明しようとするものです。ニューロファイナンスは、行動経済学や行動ファイナンスといった分野とも関…
ブレインマシーンインターフェース(BMI)とは、脳と機械を直接接続し、思考や意図に基づく情報の伝達や操作を可能にする技術です。 本記事では、BMIの概要や分類、最先端の事例について紹介しています。
ブレインテックとは、脳科学と最先端のテクノロジーを組み合わせ、身体機能や脳機能の改善や拡張を行う技術、およびそれを応用した商品・サービス等のことです。 本記事では、ブレインテックとは具体的にどのようなものか、活用事例を含めて紹介します。
アバターとは、インターネット上におけるユーザの分身のことです。インターネット上のコミュニティやゲーム、メタバースなどで使われており、ユーザは自身の外見や肉体の制限を受けることなくアバターの外見をカスタマイズできるため、誰もが「なりたい自分…
オブザーバビリティ(可観測性)とは、Observe(観測)とAbility(能力)を組み合わせた用語であり、システムを“観測”する能力のことです。システムにおける観測とは、ログや監視結果といった様々な出力情報をもとに、システムの内部状態を把握することを指…
IT分野におけるレジリエンスとは、システム障害、災害、サイバー攻撃等が発生した際、被害から迅速に回復し、サービスを正常な状態に復旧する能力を指します。もとは心理学の用語で、困難や逆境、ストレスフルな状況から回復する力を意味します。 DXがあらゆ…
DevOpsとは、Development(開発)とOperation(運用)を組み合わせた造語です。迅速なリリースを行いたい開発担当者と、安定性を維持したい運用担当者の対立を取り除き協力体制を構築することで、スムーズに開発・運用を進め、情報システムの価値を継続的に…
リスキリングとは、新たな職業に就くため、あるいは技術革新やビジネスモデルの変革に適応するために、業務上必要な知識やスキルを習得することです。近年、DXによって働き方が変化している中で、企業が価値を創出し続けていくために、就業者の能力を再開発…
サブスクリプションサービスとは、定期契約を通じて商品やデジタルコンテンツなどを利用できるサービスのことです。近年は技術革新による消費のデジタル化や、「モノからコトへ」という消費者ニーズの変化により、Webサイトやスマートフォンアプリなどのデジ…
QRコードとは、情報を保存し高速読み取りが可能なマトリックス型二次元コードのことです。1994年に株式会社デンソーウェーブが開発しました。大容量かつ小スペース、360°読み取り可能、汚れ・破損に強いといった特徴があります。現在はより小さなスペースへ…
適格請求書等保存方式(インボイス制度)とは、適用税率や消費税額等を明記した「適格請求書(インボイス)」を用いて、消費税の売上に対する仕入税額控除を受けるための制度のことです。軽減税率を踏まえて正確な適用税率、消費税額等を伝えることを目的に…
デジタルツイン(Digital Twin)とは、IoTやAIの技術を用いて、実在するモノに関して収集した情報をもとに、デジタル上の仮想空間に再現する技術のことです。仮想空間での再現には、3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)やVR、5Gの技術が利用されていま…
ARとは、Augmented Realityの略で、日本語では「拡張現実」と訳されます。ゴーグルなどのARデバイスを介して、現実空間上に合成画像や動画を重ね合わせる技術を指します。 AR技術の基本は、「現実と合成物を違和感なく重ねるための精密な位置認識」です。位…
VRとは、Virtual Realityの略で、日本語では「仮想現実」と訳されます。現実空間とは完全に切り離された仮想的なデジタル空間を構成する技術を指します。利用するハードウェアはVRゴーグルで、没入感を高めるため左右の視界で別々の画像を表示したり、ヘッド…
システム運用監視とは、システムの稼働状況を常時、または定期的に確認する業務を指します。代表的な監視方法としては「死活監視」「ログ監視」などが挙げられます。 監視を行う対象はサーバー、アプリケーション、OS、ネットワークなど多岐にわたります。
マルチクラウドとは、複数のパブリッククラウドサービスを組み合わせたり、用途に応じて使い分けることです。 1つのクラウドサービスに依存せず、最適なものを選択することで、各サービスのメリットを活かした運用が可能です。
概念データモデルとは、各業務の主要なデータとそのデータ間の関係にのみ着目して表現されたモデルです。「論理データモデル」、「物理データモデル」との違いを理解し、システム化のフェーズ・目的によって各データモデルを使い分けることが重要となります。
エンタープライズ・アーキテクチャとは、顧客のニーズやI社会の変化に対応できるように、組織全体で業務やシステムの最適化を行うための手法を整理し、体系化したフレームワークのことです。DXへの関心の高まりとともに再注目されています。
クラウドネイティブとは、クラウド活用で得られるメリットを最大限活かすための最適化の技術やアーキテクチャのことを指します。 特定の技術やアーキテクチャを指すものではありませんが、コンテナやマイクロサービス、宣言型APIが代表的な技術要素としてあ…
閉域網とは、特定の利用者・企業のみが利用できる閉じたネットワークを指します。安定した通信速度と高いセキュリティを持つメリットがあります。テレワークなどにも利用され、通信の盗聴や漏洩といったリスクを低減させることが可能です。
メインフレームとは、基幹業務などで利用される大型コンピュータのことです。 パソコン等のデバイスとは異なり、メインフレーム上で動作するOSやCPUは販売企業の独自仕様であるものが多いため、ソフトウェアも基本的には利用企業の業務に合わせて一から設計…
クラウド移行とは、社内のサーバーで管理していたデジタル資産をクラウド環境へ移行するプロセス、あるいは異なるクラウド間の移行プロセスを指します。 運用コスト削減だけでなく、クラウド活用により新たなビジネス価値を生み出すことを目的とすることも多…
コンタクトセンターとは、複数のチャネルを駆使して顧客からの問合せに対応する窓口のことです。コールセンターとの違いは、電話だけでなく、チャットボットやソーシャルメディアなどのデジタルチャネルも活用する点です。
カスタマーサポートとは、顧客の問合せに回答し、課題を解決するインバウンド業務、またはその業務を行う担当者のことを指します。顧客の問合せに迅速かつ適切に対応できる体制を整え、顧客体験の質を高めていくことが、リピート率の向上や収益性の改善に繋…
デジタルマーケティングとは、ターゲット市場のニーズを満たす価値を創出し、利益を上げる、というマーケティングの考え方に、デジタル技術を活用したものの総称です。例えばECサイトでは、個人に対してオンライン上で適切な提案を行い、購入単価、客単価ア…
スマートスピーカーとは、対話的な操作が可能な音声認識技術を応用したスピーカーです。「AIスピーカー」とも呼ばれます。使用者が発した声による質問を認識して、ニュースや天気情報を回答する、或いは音楽を再生する、といったことができます。また、周辺…
業務効率化とは、企業の持つ課題を分析して、より効率的に働ける環境を整備していくことを指します。 「生産性向上」と同様に「働き方改革」を実現するための重要な要素です。
インターネットなどの通信回線を用いて電子文書を発行して、契約者が契約合意の意思表示として電子署名することで締結する契約のことです。従来の紙文書に印鑑を押印する書面契約に比べて、コスト削減・業務効率化などの多くのメリットが見込めます。 電子契…
UI(User Interface)とは、製品(サービス)とユーザとの接点のことです。例えば、パソコンやスマートフォンの本体の外観、感触などを指します。ソフトウェアの例では、Webサイトやアプリケーションの画面の見た目がUIに該当します。 一方、UX(User Experi…
レガシーマイグレーションとは、主にメインフレームを用いて構築された、旧来からある基幹系システム(レガシーシステム)を新しいテクノロジーを用いたシステムに置き換えることです。通常はオープンで標準的なシステムに再構築することを指し、その方法と…
SoR/SoE/SoIとは、システムを区分する手法の1つであり、以下のような形でシステムを分類します。 SoR(System of Record):データを正確かつ効率的に記録・蓄積するシステム SoE(System of Engagement):顧客や組織との接点を構築・強化するためのシス…
DevSecOpsとはDevOpsにセキュリティを組み込み、リリースサイクルの短縮と高いセキュリティレベルの実現を両立する開発手法です。DevOpsとは開発チームと運用チームのプロセスを統合・自動化することでソフトウェア開発のスピードと品質の向上を狙う手法のこ…
マイクロサービスとは、一つの業務を独立した小さな単位(サービス)に分割し、それを組み合わせて業務を実現するアーキテクチャのことです。マイクロサービスの対比として使われる用語をモノリシック(一枚岩)と言い、単一のサービス・機能を実現するアー…
アジャイル開発とは、要件定義/設計/実装/テスト/リリースといったシステム開発のサイクルを小さな単位で繰り返し行う開発手法を指します。対義語として「ウォーターフォール開発」があり、当手法は、要件定義が完了したら設計、設計が完了したら実装、…
マーケットプレイスとは、商品やサービスの買い手と売り手を互いに接続し、取引を促進するためのインフラやビジネス機能(レビュー、決済など)を提供するプラットフォームのことを指します。特定の業界、製品カテゴリにターゲットを絞った垂直型マーケット…
X as a Serviceの略で「ザース」と読みます。Xには様々なアルファベットが入り、インターネット経由で提供・利用するクラウドサービスの総称といえます。「Anything as a Service」の略称として使われることもあります。 「SaaS」「PaaS」「IaaS」など、コン…
社員の基本情報やスキル、能力、経験値といった情報を一元的に集約・管理して共有できるシステムのことです。 タレントマネジメントとは、人材(社員)を重要な経営資源ととらえ、人事戦略の観点から企業の目標達成や業績向上の実現を目指す考え方で、人的資…
BIとは、Business Intelligenceの略で、情報システムなどに蓄積される膨大なデータを分析し、経営の意思決定やマーケティングに活用する手法を指します。GUI(Graphical User Interface)による直感的な操作や、プログラムのソースコードを書かずに予測モデ…
CMSとは、Contents Management Systemの略で、Webサイトを構成するテキストやデザインなどのコンテンツを一元的に管理するソフトウェアのことを表します。HTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミング言語の知識がない利用者でも、簡単にWebサイトの作成・更…
MA(Marketing Automation)とは、マーケティング活動における定型業務を自動化することで、効率よく見込客や新規顧客を獲得する仕組みです。MAツールには、Web閲覧履歴やメール閲覧履歴を可視化する機能があります。自社の製品やサービスについて関心の高い…
SFAとは、Sales Force Automationの略称で、営業を支援するシステムを指します。SFAの導入によって、営業活動の可視化・効率化を行うことで、売上・利益の拡大が見込めます。顧客情報、営業活動の履歴、見積書などのデータを一元管理する機能や、営業活動・…
CRMとは、Customer Relationship Managementの略で、顧客の属性・顧客との接触履歴を記録・管理・分析し、最適で効率的なアプローチを実現することで、自社の商品やサービスの競争力を高めるための手法です。また、それを実現するためのシステム・製品を指す…
ERPとは、Enterprise Resource Planningの略で、経営資源(人、モノ、カネ)の有効活用の観点から、企業全体を統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法・概念のことです。もしくは、これを実現するためのパッケージソフトやシステムのことを表します。…
DMPとは、外部企業が提供するパブリックデータや社内データを一元管理するプラットフォームのことです。様々なデータを収集し、加工・分析することでマーケティング施策につなげることができます。 DMPを利用して収集するデータや役割により、「プライベート…
NoSQL(Not Only SQL)とは、データを表形式で管理する従来のリレーショナルデータベース(RDB)以外に分類されるデータベースの総称です。名称の「SQL(Structured Query Language)」はRDBを操作するデータベース言語のことを指し、接頭語である「Not Only…
5G(第5世代移動通信システム)とは、モバイル通信規格の一つです。高速大容量、低遅延、多数同時接続を特徴とし、スマートフォンなどの携帯端末やパソコンだけでなく、自動車やドローンなど様々な機器との接続を可能にします。日本では2020年に商用化がスタ…
エッジコンピューティング(Edge Computing)とは、IoTの台頭を背景に発達した、IoT端末に近い場所に設置されたネットワーク機器やサーバで処理を行う形態のことです。従来の処理においては、クラウド/オンプレ上のサーバが中心でしたが、データの爆発的な…