2023-04-14から1日間の記事一覧

学習済みモデルの活用 -転移学習/ファインチューニングで課題特化型AIを低コストで開発-

学習済みモデルとは、大規模なデータセットを事前に学習した、汎用的なタスク(機械学習モデルで解決したい課題)に対応できる機械学習モデルです。学習済みモデルを活用することで、特定のタスクに特化したモデルを比較的低コストで生成することができます…

アノテーションとは - 定義と重要性、必要な準備や注意点を解説

アノテーションとは、教師あり学習において分析対象データにラベルを付与するプロセスです。機械学習の重要プロセスである一方、品質を高めるには労力を要します。本記事では、アノテーションの重要性や注意点、便利なツール・サービスなどについて詳しく解…

Web接客ツールとは - 種類や導入時の注意点について解説

Web接客とは、実店舗で行われるような接客をWeb上で行うことです。Web接客ツールを活用することでさまざまな顧客ニーズに応え、顧客満足度を高めることが期待できます。本記事では、Web接客の定義や種類、導入時の注意点などについて解説します。

AIサービス(AI as a Service) - ディープラーニングを利用した非構造化データの利活用推進 -

AI as a Service(AIaaS)とは、自ら機械学習モデルを作ることなく、画像や音声などの非構造化データからビジネス価値に直結するデータを抽出・変換することができる、企業の情報システムに組み込みやすいエンタープライズ向けAIサービスのことです。AIaaSは…

ゼロエミッション

ゼロエミッション(Zero Emission)は、1994年に国連大学によって提唱されたもので、人間活動から発生する排出物(温室効果ガス、廃棄物、汚染物質等)を限りなくゼロにすることを目指した理念を指します。 具体的には大量生産、大量消費、大量廃棄をもとに…

Society5.0

Society 5.0(ソサエティー5.0)とは、「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を⾼度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両⽴する⼈間中⼼の社会」(*)のことです。狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)…

TCFD

TCFDとはTask force on Climate-related Financial Disclosures(気候関連財務情報開示タスクフォース)の略で、投資家や金融機関が、投融資や保険の引き受けに際し必要となる、企業の気候関連情報を開示する枠組みを提言する機関のことです。気候変動が金融…

ウェルビーイング(Well-being)

Well-being(ウェルビーイング)とは、Well(よい)とBeing(状態)が組み合わさった言葉で、心身ともに満たされた状態を表す概念です。SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を(Good health and well-being)」にも掲げられています。国内外で、ウェルビー…

人的資本

人的資本とは、企業で働く「人」を、企業価値を生み出す資本の1つとして捉えたものです。設備や工場など形を持つ有形資本に対して、人的資本は無形資本と位置付けられます。企業が人的資本の価値(スキルや経験、意欲など)を高め、企業価値の維持・向上に…

オブザーバビリティ

オブザーバビリティ(可観測性)とは、Observe(観測)とAbility(能力)を組み合わせた用語であり、システムを“観測”する能力のことです。システムにおける観測とは、ログや監視結果といった様々な出力情報をもとに、システムの内部状態を把握することを指…

多要素認証(MFA)

多要素認証(MFA:Multi Factor Authentication)とは、Webサービス等を利用する際の本人確認のために使用する認証情報を複数組み合わせて行う認証のことをいいます。 多要素認証に使用される認証情報は、知識情報(本人しか知らないこと)、所持情報(本人…

レジリエンス

IT分野におけるレジリエンスとは、システム障害、災害、サイバー攻撃等が発生した際、被害から迅速に回復し、サービスを正常な状態に復旧する能力を指します。もとは心理学の用語で、困難や逆境、ストレスフルな状況から回復する力を意味します。 DXがあらゆ…

AutoML

AutoMLとは、Automated Machine Learningの略で、AI開発のプロセスの一部を自動化すること、あるいはそれを実現するサービスの総称です。 AIを用いた業務効率化は幅広い業界で求められています。一方で、AI開発には機械学習などの専門知識と経験、そして多大…

DevOps

DevOpsとは、Development(開発)とOperation(運用)を組み合わせた造語です。迅速なリリースを行いたい開発担当者と、安定性を維持したい運用担当者の対立を取り除き協力体制を構築することで、スムーズに開発・運用を進め、情報システムの価値を継続的に…

リスキリング

リスキリングとは、新たな職業に就くため、あるいは技術革新やビジネスモデルの変革に適応するために、業務上必要な知識やスキルを習得することです。近年、DXによって働き方が変化している中で、企業が価値を創出し続けていくために、就業者の能力を再開発…

マイニング

マイニング(mining)とは、ブロックチェーンにおいて新しいブロックを作成するために行われる処理のことです。マイニングではPoW(プルーフ・オブ・ワーク)と呼ばれる仕組みに従って、暗号資産などの取引データを承認し、複数の取引データをブロックという…

サブスクリプションサービス

サブスクリプションサービスとは、定期契約を通じて商品やデジタルコンテンツなどを利用できるサービスのことです。近年は技術革新による消費のデジタル化や、「モノからコトへ」という消費者ニーズの変化により、Webサイトやスマートフォンアプリなどのデジ…

非代替性トークン(NFT)

NFTとは、Non-Fungible Token(ノンファンジブルトークン)の略で、日本語では非代替性トークンといいます。NFTはデジタルの世界における証明書のような役割を果たし、固有性の高いデジタルデータに唯一無二のものであるという価値を与えます(図1)。これに…

QRコード

QRコードとは、情報を保存し高速読み取りが可能なマトリックス型二次元コードのことです。1994年に株式会社デンソーウェーブが開発しました。大容量かつ小スペース、360°読み取り可能、汚れ・破損に強いといった特徴があります。現在はより小さなスペースへ…

適格請求書等保存方式(インボイス制度)

適格請求書等保存方式(インボイス制度)とは、適用税率や消費税額等を明記した「適格請求書(インボイス)」を用いて、消費税の売上に対する仕入税額控除を受けるための制度のことです。軽減税率を踏まえて正確な適用税率、消費税額等を伝えることを目的に…

デジタルツイン

デジタルツイン(Digital Twin)とは、IoTやAIの技術を用いて、実在するモノに関して収集した情報をもとに、デジタル上の仮想空間に再現する技術のことです。仮想空間での再現には、3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)やVR、5Gの技術が利用されていま…

Web3

Web3とは、ユーザが自身のデータを自ら制御して価値取引を行えることを目指した分散型インターネットの概念で、次世代のWebの形式を指します。Web1.0が「読み」のインターネット、Web2.0が「読み・書き」のインターネットであるのに対して、Web3は「読み・書…

拡張現実(AR)

ARとは、Augmented Realityの略で、日本語では「拡張現実」と訳されます。ゴーグルなどのARデバイスを介して、現実空間上に合成画像や動画を重ね合わせる技術を指します。 AR技術の基本は、「現実と合成物を違和感なく重ねるための精密な位置認識」です。位…

仮想現実(VR)

VRとは、Virtual Realityの略で、日本語では「仮想現実」と訳されます。現実空間とは完全に切り離された仮想的なデジタル空間を構成する技術を指します。利用するハードウェアはVRゴーグルで、没入感を高めるため左右の視界で別々の画像を表示したり、ヘッド…