クラウドネイティブ

 クラウドネイティブとは、クラウド活用で得られるメリットを最大限活かすための最適化の技術やアーキテクチャのことを指します。クラウドを最優先としてシステム構築を検討する「クラウドファースト」から一歩踏み込んだ考え方で、基盤にクラウドを使うのは当然として、そこで稼働するアプリケーションがクラウドの機能を使い切る、最適化することを指します。特定の技術やアーキテクチャを指すものではありませんが、コンテナやサービスメッシュ、マイクロサービス、イミュータブルインフラストラクチャ、宣言型APIが代表的な技術要素として挙げられます。
※ 様々な考え方がありますが、ここではCloud Native Computing Foundation(CNCF)による「クラウドネイティブの定義」を中心に述べています。