サマリー
◆2024年4月19日に総務省および経済産業省は「AI事業者ガイドライン(第1.0版)」を公表した。これは、内閣府AI戦略会議で取りまとめられた「AIに関する暫定的な論点整理」を受けて、総務省および経済産業省が既存のAIに関する諸ガイドラインを統合およびアップデートし、ソフトローとして新たに策定したものである。
◆このガイドラインの対象者は、AIを直接事業に活用する事業者で、AI開発者・AI提供者・AI利用者に分けられている。このガイドラインでは、AIの開発や利用における基本的な理念や原則等を示すだけでなく、AIガバナンスの統一的な指針を示すほか、AI開発者・AI提供者・AI利用者の各々が取り組むべき内容やその方向性について、リスクベースアプローチで示されている。
◆AIを活用する事業者においては、このガイドラインを参考にしてAIに関連した具体的な取組みを進めることが期待されている。このガイドラインは一度策定したらそこで完結するものでなく、AIガバナンスの継続的な改善に向け適宜更新されるものであることから、AIを活用する事業者においても、自社のAIガバナンスを継続的に改善していくことが求められるだろう。
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