1. トップ
  2. レポート・コラム
  3. 経済分析
  4. 米国
  5. 米国経済見通し 反動増は起きているが

米国経済見通し 反動増は起きているが

悪天候などの一時的要因からの回復はまちまち

2015年05月22日

政策調査部 主席研究員 土屋 貴裕

サマリー

◆4月のFOMC(連邦公開市場委員会)では、想定通り、事実上のゼロ金利政策が維持された。声明文と同会合の議事録からは、FOMC参加者は、1-3月期の経済の軟調さを認め、先行きの不透明感が増したことを懸念している。


◆FOMC議事録では、やや長期的なドル高や原油安の影響について、輸出が抑制されることや、エネルギー関連産業での投資の減少が想定よりも大きく、長引くことに懸念が示されていた。ドル高や原油価格が反転した可能性を見極める時間も必要となろう。


◆1-3月期の経済成長率は低位になったが、雇用や消費で回復し始め、住宅市場は振れを伴いつつもすでに回復過程にあるとみられる。企業部門は、特に製造業の多くで軟調なままであり、さらなる鈍化の可能性が後退した程度にとどまる。


◆最近のGDP成長率の振れを大きくしている要素を取り除くと、一部の地区連銀総裁などが主張するように、米国経済は思ったほど弱くないことになる。

このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加