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FOMC:政策変更はないが議論は活発化

声明文は前回とほぼ変わらぬ内容

2012年10月25日

笠原 滝平

政策調査部 主席研究員 土屋 貴裕

サマリー

◆Fedは10月23日、24日に定例のFOMCを開催し、政策金利であるFFレートの誘導水準を0.00~0.25%の範囲に据え置いた。引き続き異例なほど低い金利水準を少なくとも2015年半ばまで維持すると発表した。また、前回のFOMCで発表したMBSの購入も維持する方針。前回のFOMCから目立った金融政策の変更はみられなかった。

◆金融緩和策の一つとして行われているオペレーション・ツイストの期限切れが迫っている。金融政策に関して、FOMC参加者の発言にばらつきがみられ、今後、追加的な緩和を巡ってはハト派・タカ派の議論が激化する見込みである。

◆12月11日、12日に今年最後のFOMCを控えており、オペレーション・ツイストに代わる緩和策の導入に向けた議論が焦点となるだろう。足下で期待インフレ率は落ち着いており、次回のFOMCでの追加緩和の可能性もあるだろう。引き続きこれらの論点に関するFOMC参加者の発言に注目するべきだ。

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