サマリー
◆2月の生産指数は前月比+2.0%と、市場コンセンサス(同+1.2%)を上回り、2ヶ月ぶりに上昇した。一方、2月の出荷指数は同▲0.1%と2ヶ月ぶりの低下、在庫指数は同+0.9%と2ヶ月ぶりの上昇、在庫率指数は同▲0.1%と3ヶ月ぶりの低下となった。
◆前月の生産指数は市場予想に反して低下したものの、2016年初からの増産基調は今月の結果からも維持されていると評価できよう。また、4月の生産計画については、計画時点から生産が下振れする傾向にあることは割り引いて考える必要があるものの、同+8.3%と非常に強い計画となっている。
◆製造工業生産予測調査によると、3月、4月の生産指数は同▲2.0%、同+8.3%と、4月には大幅な増産を見込んでいる。また、経済産業省が公表した先行き試算値については、3月は同▲0.3%の低下となっている。
◆2017年5月以降に関しては、生産は緩やかな拡大を見込んでいる。耐久消費財については、家電エコポイント導入時に購入された白物家電等が買い替えサイクルを迎えていることに加えて、消費増税前の駆け込み等による需要先食いの悪影響が剥落しつつあることから、今後は底堅く推移することが見込まれる。また、外需についても、家計部門を中心に底堅い米国経済をはじめとして、海外経済の回復が続いていくと考えられることから、輸出は緩やかに回復していくであろう。
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