2019年05月13日
サマリー
◆非財務情報(ESG情報)を用いて企業(発行体)の格付を行うESG格付の質や有用性については、格付機関によってその評価にばらつきがある。
◆ESG格付には、質と実用性の両面で向上の余地があり、それを利用者も望んでいる。ESG格付を投資家と発行体の双方にとって有用なものとしていくには、格付機関による継続的な格付手法の改善に加えて、企業にとっての費用対効果を見極めつつ、相対評価が可能になるような情報開示に企業側が取り組むことも重要だろう。
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