2012年07月02日
サマリー
ISO26000の課題の一つに「消費者課題」がある。これはCSと解釈されることが多いが、これは消費者の権利を保護・尊重することであり、単なるCSではない。特に、持続可能な社会構築のためには、消費を持続可能な形に変えていくことが必要である。
実は消費社会の歴史は短い。本稿では、19世紀後半における消費社会の成り立ちから、現状の持続不可能な消費のあり方を概観する。そして、リーマン・ショック、3.11を経て顕著になってきた消費者、生活者の価値観の変化の動向および、価値観だけでなくコラボ消費やシェア、フェアトレードなど、持続可能な消費が広がり始めた状況について紹介し、それが企業のビジネスモデルに与える影響の可能性を考える。

大和総研調査本部が長年にわたる知識と経験の蓄積を結集し、的確な現状分析に基づき、将来展望を踏まえた政策提言を積極的に発信していくとのコンセプトのもと、2011年1月に創刊いたしました。
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