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環境経営再論

2008年01月31日

河口 真理子

サマリー

日本で環境経営という言葉が使われるようになったのは、10年前のCOP3での京都議定書締結前後からである。それから10年たち、環境経営は企業に取り当たり前になる一方で世界の環境は悪化の一途をたどっている。それは環境経営の枠組みが、多くの場合、自社の環境負荷をまず把握し管理し、削減目標も環境効率を示す原単位を使うことが多いためと考える。こうした取り組みではCO2排出量/生産高などの環境効率は改善していても、売上が増加すれば、全体のCO2増加を阻止することは出来ない。いまや持続可能な地球環境維持のためにCO2は長期的に絶対量で2割から8割削減しなければならない、ことはほぼ明らかである。ポスト京都の枠組みが議論される今、環境経営の枠組みを再検討するべきではないか。

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