「買収防衛策」の在るべき姿

~日本型ライツプランは機能するのか?~

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2007年01月09日

  • 藤島 裕三

サマリー

◆新春を迎えるに際して、2006年に話題となった経済ニュースを、ガバナンスの視点から回顧する。第三回目は、導入する企業が相次いだ「買収防衛策」について。

◆わが国企業が導入した防衛策の主流は、事前警告型ライツプラン(ポイズンピル)と呼ばれている。導入企業数は2005・2006年を併せて150社近くとなった模様。

◆防衛策発動の是非は、社外取締役が過半数を占める取締役会が判断すべき。友好的・敵対的の別を問わず、ベストのM&Aを選択できるスキームこそが望ましい。

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