転職者の離職理由はなにか

厚生労働省の転職者実態調査をもとに考える

RSS
  • コンサルティング第二部 コンサルタント 矢野 響子

サマリー

◆人的資本の重要性が高まる中、従業員のエンゲージメントを高めつつ、優秀な人材の育成・確保・繋ぎ止めが企業の課題となっている。

◆本レポートでは、厚生労働省の「雇用の構造に関する実態調査(転職者実態調査)」を用いて自己都合による転職者の離職理由を整理する。また、過去と直近の調査結果を比較することで変化をみていく。

◆調査結果をみると、多くの年齢階級において人間関係を理由とした離職が増加しており、特に20〜24歳はその傾向が強い。また、年齢階級が低いほど経験を積み能力を身に着けることを求めている。

このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。

関連のサービス