2018年12月12日
サマリー
近年、インドネシア証券取引所(Bursa Efek Indonesia、以下「IDX」とする)は資本市場の活性化に向け、上場企業へのインセンティブ供与(法人税減税)や上場基準の緩和、投資家層の拡大を目的とした売買単位の引き下げ、最低浮動株比率の引き上げといったさまざまな取り組みを政府と一体となって推し進めている。中でも成果が表れつつあるのが新規上場企業数の拡大だ。今年の新規上場企業数は11月末時点で52社となり、既に期初の年間目標50社を達成している。上場企業総数は昨年末の566社から、11月末の615社へと大きく増加している。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
執筆者のおすすめレポート
関連のレポート・コラム
関連のサービス
最新のレポート・コラム
-
米GDP 前期比年率+2.8%と加速
2024年4-6月期米GDP:内需主導での堅調さを維持
2024年07月26日
-
監査・ガバナンス強化へ回帰する英国
昨年撤回した監査強化方針を復活し、ガバナンス・コードも厳格化へ
2024年07月25日
-
女性がキャリアを築ける職場ほど、子どもを持ちやすい
健保組合ごとの被保険者・被扶養者の出生率と、その要因の多変量解析
2024年07月24日
-
GX経済移行債に期待されるインパクトレポーティング
~GXの理解醸成促進に向けて~『大和総研調査季報』2024年夏季号(Vol.55)掲載
2024年07月24日
-
盛り上がりに欠ける英国の政権交代
2024年07月26日