高齢者が使いやすい金融サービスとは

「誰一人取り残さない」社会の実現に向けて

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  • マネジメントコンサルティング部 主任コンサルタント 中川 葉子

◆高齢化は世界規模で進展している。特に先進国では、近い将来、高齢者比率が人口の1/4に及ぶ見通しであり、高齢者が社会のメインプレーヤーになる。

◆高齢になり体力、視力、聴力、認知能力が低下すると、例えば金融サービスに関しては自力でのアクセスが困難になる点が指摘され、利用にあたって周囲の人々のサポートが不可欠となる。

◆特に我が国では高齢者比率が2050年に4割近くにまで高まると予測される中、高齢者を含む誰もが安心して金融サービスを受けられる環境の整備が急務となる。

◆一足先に超高齢化社会に突入した我が国において、高齢者の日常生活を飛躍的に改善するような優れた金融サービスをいち早く生み出すことができれば、世界のデファクト・スタンダードを握ることも可能になるであろう。

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