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「短期志向の経営」と「持続可能な人事」を両立させるには

70歳定年時代に備えるためのヒント

2018年09月12日

経営コンサルティング第一部 主任コンサルタント 廣川 明子

サマリー

◆新卒一括採用と終身雇用を維持する限り、中長期的な視点での持続可能な人材マネジメントは不可欠である。70歳雇用が努力目標とされる中で、その重要性は増している。

◆人事は戦略や戦術に従うものであり、経営者の言葉と戦略、人事のしくみが一貫している状態こそが、持続可能な人材マネジメントの基礎となる。ところが、短期収益を追う経営と長期雇用の人材の時間軸のギャップにより矛盾が生じている。

◆人材マネジメントのうち、特に採用と育成は、経営の短期志向の影響を受けやすく、長きにわたり人材と組織を傷めつけてしまう。一方、人事制度は年功序列を温存する超長期志向であるため戦略にブレーキを掛ける要因となっている。

◆育成の重要性は心情に訴えがちであるが、持続性を高めるには経営者が腹落ちできるロジックが重要である。また、人事制度は「最も多く配分する人材=戦略に最も貢献する人材」の軸をぶれさせずに、戦略に応じてしくみをアジャストしていくことが求められる。

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