2019年11月13日
サマリー
企業のESG(環境、社会、ガバナンス)の取り組みが企業の役員報酬制度にも反映されるようになりつつある。CO2削減や従業員満足度などESGに関する取り組みの達成度を、役員報酬額の算定に組み込む企業が出てきている。背景にはESG投資の浸透に伴う企業と投資家のエンゲージメントの進展がある。役員報酬に組み込むことにより、ESGの取り組みを掛け声だけでなく本気で取り組むという姿勢を対外的に発信し、ESGの取り組みの実効性を高めたいという企業の意思が感じられる。昨今のESG投資への関心の高まりを踏まえると、今後も役員報酬にESG指標を組み込む企業は増加すると想定される。本稿では、役員報酬の制度設計の観点から、ESG指標を役員報酬に組み込む際に考慮すべき視点を整理する。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
2025年6月株主総会シーズンの総括と示唆
株主提案数は過去最高を更新。一方で一般株主の賛同は限定的。
2025年10月31日
-
買収対応方針(買収防衛策)の近時動向(2025年9月版)
「同意なき買収」時代における買収対応方針の効果と限界
2025年09月24日
-
2025年6月株主総会に向けた論点整理
活発なアクティビスト投資家。株主提案数は過去最多を更新
2025年05月29日
関連のサービス
最新のレポート・コラム
-
第228回日本経済予測(改訂版)
第2次高市政権の重点政策、どう進めるか①外国人労働者受け入れ、②消費減税/成長・危機管理投資、を検証
2026年03月10日
-
地方銀行と官民連携まちづくりの課題
無担保・無保証・低収益という事業特性を踏まえた「地域金融力強化プラン」の論点整理
2026年03月10日
-
2026年1月消費統計
サービスは弱いものの財が強く、総じて見れば前月から小幅に増加
2026年03月10日
-
2025年10-12月期GDP(2次速報)
幅広い需要項目が上方修正され、実質GDPは前期比年率+1.3%に
2026年03月10日
-
「給付付き税額控除」を検討する前に
2026年03月09日

