サマリー
◆今般の新型コロナウイルスの問題は東京一極集中による問題を再認識させた。東京に本社機能を置く企業にとっては、BCP(事業継続計画)の観点から本社機能を地方に分散させることも一つの選択肢となり得ると考えられる。
◆本社機能の地方移転(あるいは拡充)を税制面で促進する施策として地方拠点強化税制がある。本社機能を有する施設の地方における拡充あるいは東京23区からの地方移転を行う場合に、オフィス減税(建物等を取得した際の税優遇)や雇用促進税制(雇用者増加数に対しての税優遇)などの優遇措置を受けられる制度である。
◆本社機能を地方に移転することを考える企業は地方拠点強化税制の利用を検討することが一案となると思われる。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
日本維新の会が掲げる税制関連施策
所得税インフレ調整・給付付き税額控除の議論が加速する見込み
2025年10月28日
-
若年層の実質可処分所得の超長期推計
20~34歳未婚男女につき、1980~2024年の45年間を推計
2025年10月20日
-
働く低所得者の負担を軽減する「社会保険料還付付き税額控除」の提案
追加財政負担なしで課税最低限(年収の壁)178万円達成も可能
2025年10月10日

