2008年10月28日
サマリー
◆銀行等保有株式取得機構による株式買取は2002年~2006年に実施され、1兆5,868億円の株式を銀行から買い取った。また、2002年~2004年には日本銀行による株式買入も実施され、2兆180億円の株式を銀行から買い入れている。
◆このときの株式買入・買取には、持合い解消や式保有制限が導入されることに伴い銀行等が売却せざるを得なくなった株式の受け皿という位置づけがあった。今回は、どのような位置づけが行われるのかは、現時点では明らかではない。
◆また、現在の株式の保有残高分も含めた出口戦略も改めて練り直す必要があるだろう。
本レポートは、サマリーのみの掲載とさせて頂きます。
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