ASBJ、「引当金に関する論点の整理」を公表

IFRSへのコンバージェンスを意識し、蓋然性要件・負債性要件等を検討

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2009年12月25日

サマリー

◆2009年9月8日、ASBJ(企業会計基準委員会)は、「引当金に関する論点の整理」を公表した。

◆日本の会計基準において、これまで引当金計上の要件は定められていたが、その定義や範囲、測定方法などを明確に定義・規定した会計基準は作られていなかった。そのため、IFRSへのコンバージェンスの観点や、日本国内において計上の要否の判断が分かれる項目の取扱いを改善する観点から、引当金の会計基準について再検討を進めている。

◆ASBJでは、主に、(1)引当金の定義と範囲の明確化、(2)引当金の認識要件の見直しの要否、(3)引当金の測定の際の基本的な考え方、(4)引当金の開示内容を定めることを検討してい
る。

本レポートは、サマリーのみの掲載とさせて頂きます。

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