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変動利付国債の時価の解釈

ASBJは28日に「実務上の取扱い」決定

2008年10月24日

金融調査部 制度調査担当部長 吉井 一洋

サマリー

◆わが国の会計基準を設定するASBJ(企業会計基準審議会)は、現在、時価会計について2つのことを検討している。
(1)金融資産の時価の取扱いについて現行実務を確認する実務対応報告の公表
(2)IASB(国際会計基準審議会)が10月13日に公表した「金融資産の分類の変更」(満期保有目的への分類変更の緩和)と同様の措置の導入

◆(1)については、10月16日に公開草案を公表し、23日までコメントを求めていた。28日の委員会で最終決定する予定である。こちらは9月中間期からの適用を想定していると思われる。変動利付国債や物価連動国債についても、(1)の解釈により、銘柄によってはマーケットの価格ではなく、理論値を用いることもありうると考えられる。こちらについては注記の拡充が望まれるところである。

◆(2)については、導入するか否かも含めて、年内を目途に検討している模様である。

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