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2017年5月消費統計

増勢は若干の鈍化、一方で拡大は継続するとみられる

2017年06月30日

経済調査部 研究員 廣野 洋太

小林 俊介

サマリー

◆2017年5月の家計調査によると、実質消費支出は季節調整済み前月比+0.7%と2ヶ月連続で増加した。また、振れの大きい住居や自動車などを除いた実質消費支出(除く住居等)は同▲1.1%と2ヶ月ぶりに減少した。


◆実質消費支出の動きを費目別に見ると、10大費目中5費目が前月から増加した。増加した費目は、「食料」(前月比+0.2%)、「その他の消費支出」(同+2.7%)、「交通・通信」(同+18.1%)、「保健医療」(同+2.4%)、「家具・家事用品」(同+2.3%)であった。一方、前月から減少したのは「教養娯楽」(前月比▲3.9%)、「光熱・水道」(同▲2.8%)、「住居」(同▲16.2%)、「教育」(同▲12.5%)、「被服及び履物」(同▲0.3%)の5費目であった。


◆2017年5月の商業動態統計を見ると、名目小売販売額は季節調整済み前月比▲1.6%と5ヶ月ぶりに減少した。ただし、3ヶ月移動平均で均してみれば2016年夏ごろからの拡大傾向は継続している。


◆名目小売販売額の内訳を見ると、「飲食料品小売業」(前月比▲0.3%)、「その他小売業」(同▲0.4%)、「各種商品小売業」(同▲0.6%)、「燃料小売業」(同▲5.2%)、「織物・衣服・身の回り品小売業」(▲2.9%)が前月から減少した。一方、前月から増加したのは「自動車小売業」(前月比+0.1%)、「機械器具小売業」(同+0.6%)であった。

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