サマリー
◆2015年1月23日、「ロボット新戦略」が公表された。これは、アベノミクス第三の矢の成長戦略、「『日本再興戦略』改訂2014」の「日本の『稼ぐ力』を取り戻す」の中で、企業統治(コーポレートガバナンス)の強化等と並び掲げられた施策のひとつとなる。
◆ロボット新戦略では、ロボット革命を実現し、ロボットの市場規模を2020年までに製造分野で現在の2倍(6000億円から1.2兆円)、サービスなど非製造分野で20倍(600億円から1.2兆円)とする方策が示された。また、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に合わせ、ロボットオリンピック(仮称)を開催することも謳われた。
◆これらの取り組みにより、「世界一のロボット利活用社会」「世界のロボットイノベーション拠点」「世界をリードするロボット新時代への戦略」を構築することが、ロボット革命で目指す三つの柱となっている。
◆課題先進国と言われる日本の現状を打破し、課題解決先進国となるためには、サービスロボット分野でどれだけ新しいロボットを開発し、普及させるかが鍵となるであろう。
◆2020年までに残された期間は5年。市場規模はロボット普及の結果であるが、この期間に、サービスロボット分野において、現在の産業用ロボットの市場規模の倍の市場をいかに創出するのか。今の延長線ではない、非連続な成長が求められている。
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