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“急がば回れ” TCFDの「戦略」開示について

~TCFD支援の現場から見た実務上のポイントとは~

上野 和暉

サマリー

◆TCFD提言では「ガバナンス」、「戦略」、「リスク管理」、「指標と目標」の開示が求められている。自社の将来を真剣に考える企業が特に注力するのが「戦略」であり、気候関連のリスクと機会が自社の事業や戦略、財務計画に及ぼす影響を開示するものである。

◆「戦略」は将来の不確実性を前提に検討する事項であり、その検討過程にはいくつかの難点がある。本稿では、コンサルタントとして様々な会社の実務に携わった経験を基に、一連の実務を振り返りながら、対応における難点や、それを乗り越えるための取り組みをまとめる。

◆「戦略」の開示に向けた実務上の難点として、「リスクと機会の把握」、「財務的影響の検討」、「開示に落とし込む際の考え方」、「社内の情報連携」を取り上げ、それぞれのポイントを解説した。

◆TCFD提言における「戦略」には近道が存在しない。今後は株主や投資家といったステークホルダーからの関心も高くなると思われるため、本稿で示したような実務プロセスを着実に積み重ね、王道の「戦略」を検討していくことが求められる。

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