サマリー
◆本レポートは働き方改革に関する考察である。働き方改革のテーマは多岐にわたる。その中でも一丁目一番地に挙げられる長時間労働に的を絞り解説する。
◆総労働時間は1日当たりの労働時間と、出勤日数の積で計算される。総労働時間を短縮するためには、残業時間の削減と休暇取得の増加の両輪で議論を進める必要がある。
◆具体的な処方箋として、ボトムアップアプローチとトップダウンアプローチ、そしてエモーショナルアプローチの3つを紹介する。漸進的かつ正確な改善を狙うならボトムアップアプローチ、飛躍的な改革を狙うならトップダウンアプローチを推奨する。どちらにもメリット・デメリットがあるので、現状のレベルや目標値に応じて使い分ければ良いだろう。さらにエモーショナルアプローチと言う新しい手法を紹介する。
◆労働時間の短縮には経営トップの強い意志と、従業員の意識改革が欠かせない。多くの改善活動が掛け声だけで終わる、あるいは現状分析以上遅々として進まない状況である。この壁を乗り越えるための参考事例も紹介する。
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