超高齢社会をどう生き抜くか

アジア諸国に少なからぬ影響を与える日本人の取り組み

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  • アジアコンサルティング部 コンサルタント 末谷 弘子

サマリー

「もし今から若返ることができたら、何をする?」ビジネス、プライベートを問わず、現役世代でもよく持ち上がる話題だ。そのような他愛もない会話に筆者は、「今の知恵を持ったままなら、若くなって、勉強や未知だったものに挑戦する」と答えるようにしている。「今の知恵を持って、若く」というのがミソであり、これは日本の超高齢社会(※1)を生き抜くには未知の分野への挑戦が不可欠という意識、将来に対する危機感の表れなのかもしれない。政府の打ち出す「人生100年時代」構想。50歳ではその半分のまだ若い世代に属するのだろう。さらに若い世代は、100歳までの年数は果てしなく長い。人生の終焉をみるまでの年数をどう生き抜くのか、それは多くの日本人にとって大きな関心事だ。

(※1)内閣府「令和元年版高齢社会白書」第1章
日本の総人口1 億2,644 万人に対して、65歳以上人口は3,558万人。総人口に占める割合(高齢化率)は28.1%(2018年10月1日現在)である。

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