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香港ドルの行方-意義が薄れつつあるカレンシー・ボード制下の米ドルペッグ-

2011年04月28日

金森 俊樹

(骨子)

  • 香港経済は、2000年代後半以降、本土経済との同調性を強めてきており、カレンシー・ボード制下での米ドルペッグは、経済的に意味を失いつつある。
  • 香港ドルを廃止し人民元に一本化する、香港ドルを人民元にペッグさせるといった香港ドルの「人民元化」、あるいは中国全体として新通貨を創造するといった選択肢は、「一国二制度・一国二通貨」の見直しにつながる政治的に困難な問題を惹起するおそれがあり、当面回避される可能性が高い。
  • 中期的には、人民元を含む通貨バスケットにリンクする可能性が高い。

(※1)本稿は、外国貿易事情研究会発行「国際金融」3月1日号に掲載された同タイトルの論文の一部である。

香港ドル・人民元の対米ドル相場


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