サマリー
◆「オリンピック・レガシー(遺産)」とは「オリンピックが開催都市と開催国にもたらす長期的・持続的効果」の概念である。2000年のシドニー大会以降、国際オリンピック委員会(IOC)は、オリンピック・レガシーを重要視するようになった。そこで、今回はこれまでの関連レポートを振り返りながら、あらためて2020年東京オリンピック・パラリンピックのレガシーについて考えてみた。
◆「コンパクトな大会」「バリアフリー」が2020年大会のキーワードだが、加えて「スポーツを生活に取り入れる」や「文化的な交流」なども注目すべきである。高齢化と国際化への取り組みが加速すると思われる。
◆とりわけ高齢化社会への対応が注目される。スポーツを通じた健康維持、高齢者にもやさしいICT(情報通信技術)の開発、バリアフリーな街づくりが期待される。
◆夏休み時期に開催されることで、国民が一体となった取り組みも可能となるだろう。ボランティアへの参加なども期待される
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