大和総研ビジネス・イノベーションとインテックがデジタルマーケティングサービス分野における協業を開始

~地域金融機関向けデータ分析サービスの高度化を推進~

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2018年11月02日

  • 株式会社大和総研ビジネス・イノベーション
    株式会社インテック

株式会社大和総研ビジネス・イノベーション(本社:東京都江東区、代表取締役社長:草木 頼幸、以下、大和総研BI)と、株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:北岡 隆之、以下、インテック)は、本日、デジタルマーケティングサービス分野における協業に関する覚書を締結し、今後連携を強化していくことを発表します。

今回の覚書締結は、いずれも地域金融機関を顧客にもつ両社が、それぞれ強みとするビジネス分野を相互に補完することで、より高度かつ高品質なサービスを地域金融機関に提供し、当該金融機関のビジネス拡大、さらには地域経済の発展に寄与することを追求するものです。

両社が協力を推進する分野は以下の通りです。

■各地域金融機関のニーズに応じたサービスの提案
各地域金融機関の情報を活用し、お客様ごとのニーズに応じたデータ分析サービスを提案します。

■インテックの既存顧客に対するデータ分析高度化の支援
インテックの金融機関向けCRM製品である「F³(エフキューブ)」のEBM(※1)システムを導入済み、または導入可能性のある地域金融機関に対し、大和総研BIとインテックがEBMの導入・定着や高度利用を支援します。

■デジタルマーケティングプラットフォーム(仮称)の共同構築
新たな「デジタルマーケティングプラットフォーム(仮称)」を両社で共同構築し、各地域金融機関向けの分析モデルを開発・提供することを構想しています。また、同プラットフォームを軸に、AI(人工知能)を活用した革新的なサービス創出の可能性を検討します。

今後、上記の枠組みの実現に向けて、具体的な協力推進スキームの検討を進めていきます。

「F³(エフキューブ):Flexible Financial Frontier」について
インテックが提供する金融機関向け総合情報系システムの総称です。CRMシステム、コールセンターシステム、ローン自動審査システムなどを業務機能の体系化と業務単位のコンポーネント化で、合理的なシステム導入と拡張性を実現した金融機関向け「統合型CRMシステム」です。
F³(エフキューブ)は豊富な導入実績と確かな技術および業務ノウハウの蓄積により、情報の一元管理、法人企業の事業性評価、商流の把握など営業推進支援を目的とした業務の効率化と高度化を実現しております。

【両社の会社概要】
◆株式会社大和総研ビジネス・イノベーション
1)商 号 : 株式会社大和総研ビジネス・イノベーション
2)所在地 : 東京都江東区永代1丁目14番5号
3)設 立 : 2008年10月1日
4)資本金 : 30億円
5)代表者 : 草木 頼幸
6)従業員数 :717名
7)売上高 : 392億27百万円
8)事業内容 : システムコンサルティング、システムインテグレーション

◆株式会社インテック
1)商 号 : 株式会社インテック
2)所在地 : 富山県富山市牛島新町5丁目5番
3)設 立 : 1964年1月11日
4)資本金 : 208億30百万円
5)代表者 : 北岡 隆之
6)従業員数 : 3,611名
7)売上高 : 1150億40百万円
8)事業内容 : 技術研究、ICTコンサルティング、ソフトウェア開発、システムインテグレーション、ネットワークサービス、アウトソーシングサービス

  • (※1)EBM:Event Based Marketing
    金融ニーズの発生を顧客の行動(イベント)から判断し、最適な金融商品を最適なタイミングで提案するマーケティング手法。