金融機関向け主要ITサービスで「内部統制評価報告書」を取得、金融機関の業務効率化に貢献

~ SAS70 Report/18号報告書 ~

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2009年03月23日

  • 株式会社大和総研ビジネス・イノベーション

株式会社大和総研ビジネス・イノベーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:太田浩司)は、当社の代表的な金融業界向けソリューション・サービスにおいて、「米国監査基準書第70号(SAS70)(※1)」および「日本公認会計士協会監査基準委員会報告書第18号(18号監査)(※2)」に関する外部監査人による検証を受査し、「SAS70 Report」および「18号報告書」を取得いたしました。


単一のシステムベンダーが、提供するITシステムに関し、複数の内部統制評価報告書を取得したことは、わが国でも先進的な取り組みとなります。


○ 対象システム
【SAS70 Report】(検証期間:2008年8月1日~2008年12月31日)


【18号報告書】(検証期間:2008年4月1日~2008年12月31日)
SONAR(証券会社向け業務システム)
WEBBROKERIII(証券会社向けインターネットトレードシステム)


上場企業においては金融商品取引法に基づき、「財務報告に係る内部統制の経営者による評価と公認会計士等による監査」が求められています。当制度では、外部委託業務に関する内部統制も評価範囲に含める必要があり、この場合、委託者自身が委託先の評価を行う方法と、監査法人等第三者が評価した結果を報告書等の形式で入手する方法があります。


SAS70 Reportまたは18号監査報告書を利用することで、当該システムについての内部統制状況の評価が可能となります。これにより、お客様が実施する財務報告に係る内部統制強化の一助とするとともに、お客様の業務負担やコストの軽減が期待できます。

以上

  1. ”Statement on Auditing Standards(SAS) No.70, Service Organizations”通称「SAS70監査」
  2. 『日本公認会計士協会監査基準委員会報告書第18号』 通称「18号監査」