エンジニアが学ぶ金融システムの「知識」と「技術」
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定価:
2,400円(税別)
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著者:
大和総研フロンティアテクノロジー本部
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発行:
2019年1月24日 344P
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発行所:
翔泳社
金融業界は、ビジネスモデルとITの両面において大きな変革期にあります。それでは、金融業界のシステムに携わるエンジニアは、今後どのような知識、スキルを身に付けていけば良いのでしょうか。まずは、金融とは何かという点や、現在の金融業における各種システムの成り立ちと構造についての理解が必要です。その上で、先端ITについての基本的な理解と応用の勘所、さらには金融業界固有のセキュリティ対策に関しての知識があれば、これからの金融分野のエンジニアとしての必要条件は満たしているでしょう。
本書は、金融分野のエンジニアにとっての必要条件と考えられるこれらの知識を、7つの章にまとめたものです。第1章から通読することで、金融の基本的知識と金融ITの現状、将来的な動向の勘所がわかるように書かれています。また、金融ITの主要なテーマを網羅しており、各テーマはなるべく自己完結的に書かれているため、辞書代わりに使うこともできます。
目次
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第1章
金融ビジネス、金融ITの変遷と現状
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第2章
金融業界のシステム
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第3章
金融ビジネスを支えるデータサイエンス手法
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第4章
データサイエンスによって実現される金融ビジネス
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第5章
ブロックチェーン技術と仮想通貨ビジネス
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第6章
金融業界におけるサイバーセキュリティ
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第7章
その他の注目すべき技術と金融ビジネス