確定拠出年金向け投資信託の「定性評価(第7回)」報告

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2004年12月10日

株式会社大和総研 投信評価研究所は、確定拠出年金(DC)向け投資信託(ファンド)の定性評価を定期的に行っております。このたび、第7回の評価結果をまとめましたので、その概要をご報告します。

第7回評価結果の概要

主要投信運用会社44社から確定拠出年金向けとしてアンケート回答(登録)を得た378本のファンドを評価した結果、377本(登録ファンド比99.7%)を「適格」と認定した。適格の中でも、運営管理機関サポートのコンサルタントとして積極的に紹介できるAA格以上のファンドは185本(同48.9%)である。
パッシブファンドや国内資産ファンドでは、各社の改善努力に加え、運用資産の拡大とともに運用が安定してきた効果もあり品質格差は縮小している。また、信託報酬率を大幅に引き下げたファンドの設定も相次ぎ、質だけでなく料率の点でも競争は激化している。