第二回業種別企業収益マクロ型予測

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2003年10月16日

110円程度の円高では収益への影響は限定的

大和総研金利為替調査部は当社のマクロ経済予測をもとにトップダウン・アプローチによる企業収益予測を行った。東証一部企業(1364社対象、単体ベース)の収益を推計したところ、03年度は全産業で売上+1.5%増、営業利益6.9%増、04年度は売上3.3%増、営業利益10.8%増となった。2年連続の増収増益(3年連続の増益)となる。04年度の営業利益の水準は2000年度を超え1990年度以降最高水準となる。03年度同様に04年度も製造業が収益の牽引役となり、製造業が売上4.0%増、営業利益14.4%増、非製造業が売上2.0%増、営業利益6.9%増となる。

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