DIR SOC Quarterly vol.6 2023 autumn

DIR SOC Quarterly vol.6 2023 autumn

  • 著者:

    株式会社大和総研

  • 発行:

    株式会社大和総研 フロンティア研究開発センター
    2023年10月27日、25P

内容

本冊子は、サイバーセキュリティに関する動向をタイムリーにお伝えすることを目的としています。今回は2023年度第2四半期の話題を取り上げます。
本冊子は三部構成となっています。第1部ではわが国の政策・法制度の動向より、2023年7月に政府が公表した『サイバーセキュリティ 2023(2022 年度 年次報告・2023 年度年次計画)』を紹介しています。第2部ではインシデント事例の紹介として、日本ではまだあまり馴染みのないQRコードを使用したフィッシングメール詐欺を取り上げています。
そして第3部では、電子メール送信者のなりすましを防ぐDMARCという技術とその導入に関わる動向について説明しています。
本冊子が、読者の皆様のサイバーセキュリティへの理解と関心を深める一助となれば幸いです。

目次

  • 第1部:わが国の政策・法制度の動向
  1. 『サイバーセキュリティ 2023(2022 年度年次報告・2023 年度年次計画)』の公表
  2. 『金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準・解説書』(第11版)の公表
  3. 『政府機関等のサイバーセキュリティ対策のための統一基準群』(令和5年度版)を策定
  4. 米国証券取引委員会におけるサイバーセキュリティ開示義務規則
  5. 『金融機関のシステム障害に関する分析レポート』の公表
  • 第2部:インシデント事例の紹介
  1. ランサムウェアによる名古屋港のシステム障害
  2. 多数の米国大手エネルギー企業がQRコードを悪用したフィッシング攻撃の標的に
  • 第3部:トピックス
  1. DMARCの導入にかかわる動向
  2. 新しいDNSキャッシュポイズニング攻撃MaginotDNS とBlack Hatについて