中国資本市場の現状と課題<日中資本市場協力研究会リポート>
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定価:
2,800円(税別)
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著者:
小川英治(責任編集)、公益財団法人 資本市場研究会(編)
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発行:
2013年12月6日 403p
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発行所:
公益財団法人 資本市場研究会
内容
公益財団法人資本市場研究会は平成24年6月より学者、民間の専門家を集めた「日中資本市場協力研究会」を立ち上げました。大和総研からは岡野進常務執行役員が参加し、中国資本市場の現状と特色を分析し、その発展と日中クロスボーダーの資本取引活性化に資するための検討を進めてきました。第7回研究会においては経済調査部の齋藤尚登シニアエコノミストがゲストスピーカーとして報告を行いました。
本書「中国資本市場の現状と課題」<日中資本市場協力研究会リポート>は各専門家の報告を基に参加メンバーの所見を取りまとめたもので、第4章に齋藤シニアエコノミストが執筆した「中国における外資系企業の活躍と課題」が掲載されています。中国の資本市場を理解し、今後の日中資本取引の活性化を展望するに当たり、本書が些かでも役に立てば幸いです。
目次
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第1章
中国資本市場と対外開放戦略
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第2章
最近の金融制度改革の動向
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第3章
中国の資本取引自由化
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第4章
中国における外資系企業の活躍と課題
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第5章
中国における日本企業の資金調達の現状と課題
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第6章
中国直接投資と外貨管理の法的側面
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第7章
人民元の国際化とオフショア人民元市場
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第8章
中国の証券取引所のグローバル化戦略
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第9章
中国本土における証券清算・決済の現状と課題
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第10章
今後の日中経済関係を展望する
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特別寄稿1.
金融開国に向けた三位一体改革
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特別寄稿2.
中国株式市場の課題