日本国の原則—自由と民主主義を問い直す—

日本国の原則—自由と民主主義を問い直す—

  • 定価:

    800円(税別)

  • 著者:

    原田 泰

  • 発行:

    2010年7月1日発行 374p

  • 発行所:

    日本経済新聞出版社

  • 受賞:

    第29回石橋湛山賞受賞作(2008年)

内容

日本は普通の人々が幸福に暮らせる国だ。それは日本が自由な社会だったからである。経済発展は自由のゆえだったし、明治以降、官僚統制が豊かさをもたらしたことはなかった。「自由」の原則を踏み外したとき、日本は戦争と停滞を招いた。 石橋湛山賞に輝く常識的日本論。待望の文庫化。

目次

  • はしがき

  • 序章

    自由と民主主義の生成

  • 第1章

    自由が生んだ明治の成功

  • 第2章

    失敗した戦前・戦中の統制経済

  • 第3章

    自由がもたらした高度成長

  • 第4章

    自由思想と体制選択

  • 第5章

    自由、民主主義、平和の一体性

  • 第6章

    アジア主義よりグローバリズムを

  • 第7章

    人口減少は怖くない

  • 第8章

    教育における「型」と自由

  • 終章

  • あとがき

  • 参考文献