スキーム図解 公民連携パークマネジメント 人を集め都市の価値を高める仕組み
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定価:
2,700円(税別)
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著者:
鈴木文彦
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発行:
2022年12月10日 224P
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発行所:
学芸出版社
内容
資金循環の仕組みづくりを通じたSDGsの実現、なかでも脱炭素社会とレジリエントな社会の実現を念頭に、本書で着眼したのは都市公園の公民連携スキームでした。
近年、公園を組み込んだテーマパークやショッピングモールが増えています。スタジアム、動物園、博物館やコンサートホールにも公園施設の枠組みで整備したものがあります。コロナ禍においては”密”にならない公園の優位性が見直されました。都市公園は防災拠点でもあります。レクリエーション、観光振興から防災対策まで応用範囲は多岐にわたります。
金融ならではの見方として収支と制度に焦点を当てた点が本書の特長です。行政予算の節約、ビジネスの活況、エリアの魅力向上の”3方よし”を切り口に15事例を分析しました。民間資金による地方活性化の実現、地域特性を活かした「地方の魅力のブランド化」のヒントになれば幸いです。
最終章は都市公園と街路を軸としたまちづくりでまとめました。位置情報データや人流データの活用、スマートモビリティなど社会を豊かにするイノベーションの宝庫でもあります。ウォーカブルシティや関連の社会実験に関心がある方にもおすすめです。
販売
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目次
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はじめに
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CHAPTER 1
「稼ぐ」パークマネジメントとは
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CHAPTER 2
園内施設の整備・運営
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CHAPTER 3
都市公園全体のプロデュース
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CHAPTER 4
公民連携手法の考え方と使い方
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CHAPTER 5
公園でつながるまちづくりへ
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おわりに