この一冊でわかる世界経済の新常識2023
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定価:
1,700円(税別)
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著者:
熊谷亮丸監修、大和総研編著
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発行:
2022年11月14日 264P
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発行所:
日経BP
内容
「日本経済に関するニュースを見ているだけでも、変化が激しくて先を読むことが難しいのに、世界経済の動きともなると、複雑な要素が絡み合っていて現状を理解するだけでも大変・・・。」こうした悩みにお応えする目的で執筆されたのが、「この一冊でわかる世界経済の新常識2023」です。
シリーズが始まってから8冊目となりますが、今回は第1章で2023年の世界経済の先行きを占う上での8大注目ポイントを取り上げました。具体的には、①歴史的な高インフレ、②世界的な金融引き締め、③膨らむ新興国の債務リスク、④欧州のエネルギー危機、⑤深刻化する食料危機、⑥民主主義と権威主義の対立先鋭化、⑦経済安全保障とサプライチェーン、⑧中国「ゼロコロナ」政策の行方、です。
第2章以下では米国、欧州、中国、新興国、日本のそれぞれの経済の現状及び今後の見通しについて詳述しています。加えて、ESG投資について1章を設け、ロシアのウクライナ侵攻が及ぼした影響についてわかりやすく解説しております。
この1冊を読めば、世界経済に関する基礎知識を習得すると同時に、世界経済の展望が開けるでしょう。
目次
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第1章
2023年「世界経済の8大注目ポイント」はこれだ!
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第2章
米国経済 好調な雇用と個人消費がインフレに耐えられるか
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第3章
欧州経済 回復見込みから一転、「プーチン禍」で課題山積
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第4章
中国経済 「ゼロコロナ」政策への固執と不動産不況
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第5章
新興国経済 先進国の政策に翻弄されながら、コロナ禍からの再建に挑む
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第6章
日本経済① 世界景気の悪化で不透明感強まる経済の先行き
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第7章
日本経済② インフレの先行きと金融政策正常化に向けた課題
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第8章
ESG投資 ロシアのウクライナ侵攻がESG投資に与えた影響