この一冊でわかる世界経済の新常識2022
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定価:
1,600円(税別)
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著者:
熊谷 亮丸 監修、大和総研 編著
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発行:
2021年11月18日 288P
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発行所:
日経BP
「日本経済に関するニュースを見ているだけでも、変化が激しくて先を読むことが難しいのに、世界経済の動きともなると、複雑な要素が絡み合っていて現状を理解するだけでも大変・・・」こうした悩みにお応えする目的で執筆されたのが、「この一冊でわかる 世界経済の新常識2022」です。
シリーズが始まってから今回が7冊目となりますが、今回のテーマはコロナ禍からの回復過程をたどる世界経済と日本経済の行方です。米国、欧州、中国、新興国、そして日本のそれぞれのポストコロナの課題を取り上げています。経済活動の再開を背景にインフレ懸念が台頭していますが、金融政策の正常化をどう進めるか、日米欧の中央銀行には温度差があります。加えて、脱炭素というグローバルな課題について1章を設け、わかりやすく解説しております。
この1冊を読めば、世界経済に関する基礎知識を習得すると同時に、世界経済の展望が開けるでしょう。
目次
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第1章
米国経済 ポストコロナで問われる成長の持続力
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第2章
欧州経済 コロナ禍前の水準に達した後の道筋をどう描くか
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第3章
中国経済 規制強化の嵐と大注目の2022年秋の党大会
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第4章
新興国経済 出口戦略を探る中で浮かび上がる回復力の差
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第5章
日本経済① 2022年も不確実性が大きい日本経済の先行き
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第6章
日本経済② ポストコロナの過剰債務・長期停滞問題
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第7章
金融政策 経済正常化と中央銀行の出口戦略
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第8章
インフレ懸念 商品・資産価値高騰と過剰債務問題の行方
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第9章
脱炭素 2050年カーボンニュートラル実現に向けた課題