ポストコロナの経済学 8つの構造変化のなかで日本人はどう生きるべきか?
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定価:
1,600円(税別)
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著者:
チーフエコノミスト 熊谷亮丸
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発行:
2020年7月2日 320P
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発行所:
日経BP
内容
新型コロナショックの発生を受けて、日経BPから『ポストコロナの経済学』が緊急出版されました。
ポストコロナの時代は、①「グローバル資本主義」からSDGsを中心に据えた「ステークホルダー資本主義」への転換、②格差拡大を受けた、反グローバリズム・ナショナリズム台頭のリスク、③米中対立が激化し、「資本主義vs共産主義」の最終戦争へ、④グローバル・サプライチェーンの再構築、⑤不良債権問題が深刻化し、潜在成長率が低下、⑥財政収支が軒並み悪化し、財政政策と金融政策が融合に向かう、⑦リモート社会が到来し、企業の「新陳代謝」が重要となる、⑧中央集権型から分散型ネットワークへの転換、という8つの構造変化が起きると予想されます。すなわち、「新常態(ニューノーマル)」と呼ばれる全く新しい世界が始まるのです。
わが国は自然と共生する日本古来の発想を活かして、人類と感染症が共生するウィズコロナの社会構築に主導的な役割を果たすべきです。ポストコロナの時代を迎えた日本人に是非ともご一読頂きたい一冊です。
販売
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目次
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はじめに
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第1章
新型コロナショックにどう立ち向かうか?
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第2章
ポストコロナ時代の8つのグローバルな構造変化
|変化1|利益至上主義からSDGsを中心に据えた資本主義へ転換
|変化2|格差拡大で、反グローバリズム・ナショナリズムが台頭
|変化3|米中対立が激化し、「資本主義vs共産主義」の最終戦争へ
|変化4|グローバル・サプライチェーンの再構築が不可避
|変化5|不良債権問題が深刻化し、潜在成長率が低下
|変化6|財政収支が軒並み悪化し、財政政策と金融政策は融合へ
|変化7|リモート社会(非接触型社会)到来で、企業経営に激震
|変化8|中央集権型から分散型ネットワークの時代へ。地方に脚光 -
第3章
日本の強みと弱みを検証する
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第4章
ポストコロナ時代にわれわれはどう生きるか?
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あとがき